こんにちは、株式会社AQUWAの岡田です。
不動産屋をオープンするには、個人・法人問わず宅地建物取引業免許が必要です。新規申請をしてから5週間ほどで免許通知はがきが届きます。新規申請後に大阪宅建協会の所属支部に入会申し込みの手続きをすればタイムロスなく開業することができます。僕の場合は、免許通知ハガキが到着後に大阪宅建に入会申し込みをしたものですからタイムロスが発生し開業に2か月以上要しました。
宅地建物取引業が広く国民の大切な財産である宅地や建物を取り扱う業務であり、取引金額は高く、手続きや物件そのものを扱うのに、高度な専門性が必要とされます。その為、免許取得したものしか業務が行えません
宅地建物取引業免許の申請方法
免許の種類と申請窓口について
事務所が複数あって都道府県を跨ぐ場合は免許権者は国土交通大臣・複数あっても都道府県を跨がないときは知事となります。僕の場合は大阪府内に本店がありますので大阪府知事免許となります。将来、他府県にも事務所を構える場合は大臣免許を再度取り直さなくてはいけません。
国土交通大臣でも知事免許でも免許の効力は同じで都道府県を跨って事務所(本店・支店)があるかどうかの違いだけです。どちらも日本全国どこでも宅建業の取引が可能です。
こちらの咲洲庁舎には初めて来ましたが、大変立派でビックリしました。
補足
大阪府知事免許の申請(平成29年7月記事投稿)は大阪府建築振興課 宅建業免許申請受付窓口
〒559-8555 大阪市住之江区南港北1-14-16 大阪府咲洲庁舎 2階
受付時間 月曜~金曜(祝日・年末年始を除く)午前9時30分~午後5時
自分で出来る宅建業免許申請手続き
宅建業の免許申請は自分でしましょう!
自分で申請手続きをすれば証紙代金3.3万円のみです。
ネットで調べると免許申請から宅建協会の入会申請までやってくれる代行屋さんのサイトが多くあります。殆どが行政書士が行っているケースが多いですが、だいたい10万円ぐらいかかりますが自分でやれば証紙代金の3.3万と咲洲庁舎往復の交通費だけで済みます。ホームページから申請書類をダウンロードして記入し必要書類を添付して提出するだけですので僕でも出来ました。窓口の建築振興課に記入方法や必要書類に関して何回も電話して問い合わせしましたが丁寧に対応してくれてとても分かりやすかったです。南港まで何度も行く時間が無かったので申請は1回で完了したかったので申請当日も不備が無いか電話で確認しました。1回で申請完了しました。
自分で免許申請する方へのアドバイス
- 申請書類は多いですが大丈夫です!
- 分からないことは、すぐに教えてもらう!(考えるより聞く方が早いです)
- 申請当日は申請に使用した印鑑を持参する!(印鑑あれば訂正できます)
- 申請書類・必要書類の複写も持参!(宅建協会入会時に必要でした)
- 1回で申請完了する為に、再度確認を!
- 申請完了したら宅建協会の入会手続き同時進行で!(営業できなくても空家賃かかります)
やる気は無いが・・・
免許通知ハガキ到着
待ってました!5/16日に免許申請をしてハガキが手元に届いたのが6/12でした。ちなみに免許年月日は6/8でした。
思ったより早く手元に届きました。
この後の手続きは、下記の書類を届けて免許証が交付されます。営業保証金を供託(本店1000万円)しない場合は保証協会に加入し入会承認を得て初めて分担金を納付することになります。
- 免許通知ハガキ
- (公社)全国宅地建物取引業保証協会又は(公社)不動産保証協会に分担金を納付した場合はその納付済み証(協会の指示に従ってください)。営業保証金を供託した場合は営業保証金供託済届出書と供託書
- 宅地建物取引士資格登録簿変更登録申請書
※取引士の勤務地を登録します。これは免許通知ハガキが手元に来ないと登録できません。
2で営業保証金を供託(本店1000万円)しない場合は保証協会に加入し入会承認を得て初めて分担金を納付することになります。
分担金を納付する窓口は
・社団法人全国宅地建物取引業保証協会・・宅建協会に入会(審査・事務所調査あり)して分担金を納付
・公益社団法人不動産保証協会 ・・不動産協会に入会(審査・事務所調査あり)して分担金を納付